→ステークホルダー・コミュニケーション計画書を更新して、新たな報告要件に関するチームの認識を統一する。
ステークホルダー・コミュニケーション計画書を更新して、チームに新たな報告要件を周知して、ステークホルダーが求める頻度と詳細度で報告できるようにします。
その他の選択肢は誤りです。
ステークホルダーにプロジェクトの最新状況を報告しても、今後継続的に報告できないかもしれません。
ステークホルダー関与度評価マトリックスは、関与度の変化を記録するもので、報告要件の変化には対応できません。
ステークホルダー・キューブも各ステークホルダーの特性を分類整理するもので、ステークホルダーの要件変更には対応できません。
理由
このケースでは、ステークホルダーが「報告の頻度と詳細度を高めたい」「プロジェクトへの関与度を上げたい」と希望しています。
つまり、情報共有と関与の仕組み(=コミュニケーション計画)を見直す必要がある状況です。
プロジェクト・マネジャーがまず行うべきは、
- ステークホルダーの要望を反映し、
- チーム全体が新しい報告の頻度・形式・責任範囲を理解できるようにすること。
そのために最も適切なのが、コミュニケーション・マネジメント計画書(Communication Management Plan)を更新することです。
これにより、次の効果が得られます:
- ステークホルダーが必要とする情報を、適切な頻度・フォーマットで受け取れる
- チームが報告に関する新しいルールを共通理解できる
- 情報の透明性が高まり、関与意欲の維持・向上につながる
❌ 他の選択肢が誤りの理由
「ステークホルダー関与度評価マトリックスを修正して、このステークホルダーの関与度を支援型にする。」
→ ステークホルダー関与度評価マトリックス(Stakeholder Engagement Assessment Matrix)は、
「現在」と「望ましい」関与度を分析するツールであって、関与を“設定する”ものではありません。
また、このケースではステークホルダー本人がすでに「もっと関与したい」と表明しており、
関与度を“上げるための分析”よりも、具体的な情報共有方法を整えることが先決です。
💡 ワンポイントアドバイス
PMP試験では、似たような選択肢で「計画書を更新する」か「マトリックスを修正する」かを迷う問題がよく出ます。
判断のコツは次のとおり👇
| 状況 | 対応すべき文書 |
|---|---|
| ステークホルダーとの情報共有・報告頻度などの仕組みを変える必要がある | コミュニケーション・マネジメント計画書 |
| ステークホルダーの関与レベルそのものを評価・再設定する必要がある | ステークホルダー関与度評価マトリックス |
したがって、今回のように「報告内容・頻度・関与方法の調整」が必要な場合、
最も正しいアクションは
「ステークホルダー・コミュニケーション計画書を更新する」 です。
ミニ試験4 (日本語)5

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