→転嫁
プロジェクト全体の作業の中で、一部分の作業を外部業者に依頼するのは、転嫁の対応方法です。転嫁は第 3 者に、リスクを任せる対応方法です。また軽減はマイナスのリスクを、許容できるレベルまで下げる対応方法です。回避は、特定されたリスクに遭遇しないよう、当初の計画・方針を変更する方法です。
解説
プロジェクトの一部作業を外部業者に委託するのは、リスク対応戦略のひとつである**リスク転嫁(Transfer)**にあたります。
転嫁とは、リスクの責任や影響を**第三者(契約や保険など)**に移すことです。たとえば、専門知識が必要な作業や品質保証を外部業者に任せることで、そのリスクを業者に負担させます。
ただし「リスクを完全に消す」わけではなく、契約コストや依存リスクが残る点には注意が必要です。
他の選択肢が誤りである理由
- 受容:リスクに対して特別な対応を取らず、そのまま受け入れる戦略。外部委託は能動的対応なので誤り。
- 軽減:リスク発生の可能性や影響度を下げる対応。外部業者に依頼すること自体は「可能性や影響を下げる」よりも「責任を移す」行為。
- 回避:リスク源となる活動を取り除き、完全にリスクをなくす戦略。外部業者に依頼するのは活動自体をなくすわけではないので該当しない。
PMP試験ワンポイントアドバイス
- リスク対応戦略(脅威に対して):
- 回避(Avoid):リスク源を取り除く
- 軽減(Mitigate):影響や確率を下げる
- 転嫁(Transfer):保険・契約などで第三者へ移す
- 受容(Accept):積極的対応を取らない(パッシブ or アクティブ)
- キーワード:「外部委託」「保険契約」「保証」= 転嫁
👉 49プロセスで言うと、これは 「リスク対応計画(Plan Risk Responses)」 にあたります。
PMP模擬試験【2回目以降】(650問からシャッフル出題):知識問題 2回目 158

コメント