→タスクの完了を通知するためのコミュニケーション・チャネルを用意する。
このプロジェクト・マネジャーは、指示型の行動指向を持ち、タスク指向・結果駆動型です。このタイプは、結果を重視し、責任感があり、簡潔なコミュニケーションを好みます。これらの特徴は、納期の厳しい複雑なプロジェクトを担うプロジェクト・マネジャーに欠かせません。
その他の選択肢は誤りです。強固な信頼関係を築くのは親和指向型、チーム・メンバーの意欲を引き出すのは達成指向型、チーム・メンバーを感化しコントロールするのは権力指向型の特徴です。
理由
バーチャルチームでは、物理的に同じ場所にいないため、進捗状況やタスク完了の確認が難しくなります。
そのため、メンバー間の**情報共有を円滑にし、透明性を高めるための仕組み(チャネル)**が必要です。
たとえば、次のような工夫が該当します。
- タスク管理ツール(Jira、Trello、Asanaなど)やチャットツール(Slack、Teamsなど)を活用してタスク完了を自動通知する。
- 進捗をリアルタイムで可視化し、メンバーが互いの状況を把握できるようにする。
これにより、チーム間の信頼関係が間接的に強まり、自己管理能力や協調性も高まります。
特に「指示型リーダー」であっても、コミュニケーション環境を整備することで、監督ではなく支援型のマネジメントに転換できます。
❌ 他の選択肢が誤りの理由
「チーム・メンバーとの強固な信頼関係を築く。」
→ 理想的ではありますが、この設問の文脈では「指示型リーダーが、バーチャル環境で具体的に何をすべきか」という行動を問うています。
信頼関係は結果として築かれるものであり、「まず何をするか」としては曖昧すぎます。
「アワードによりチーム・メンバーの意欲を引き出す。」
→ 外発的動機づけであり、継続的なハイパフォーマンスにはつながりにくい。特にバーチャル環境では、認識共有のほうが優先です。
「チームの決定に介入して開発プロセスをコントロールする。」
→ 指示型マネジメントを強化する方向であり、メンバーの自主性や創造性を阻害します。特に複雑で納期が厳しいプロジェクトでは逆効果です。
💡 ワンポイントアドバイス
PMP試験では、**「バーチャルチーム」や「リモート環境」**というキーワードが出たら、
次の2つを意識しておくと正答を導きやすいです。
- 情報の可視化と共有(見える化の仕組み)
- 適切なコミュニケーション・チャネルの設計
信頼関係や意欲の向上も大切ですが、それを支えるのは透明で継続的な情報共有です。
ミニ試験1 (日本語)15

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