→この項目が、要求されていたかどうかを確認するために会議の議事録を参照し、スコープに含まれるかどうかを判断する
解説
PMP試験では、納入物に関する紛争が発生したときの基本的な判断基準は 「スコープに含まれていたかどうか」 です。
その確認には、プロジェクト憲章ではなく、要求事項文書(requirements documentation)やスコープベースラインが正式な基準となります。
設問文には「初期の要求事項調査で要求されたかどうか」が焦点とあるため、正しい参照先は 要求事項収集フェーズの成果物(議事録、要求トレーサビリティマトリクスなど) です。これにより、その要求が正式に承認されたスコープに入っているかどうかを確認し、受け入れ可否を判断します。
その他の答えが誤りである理由
- 「WBSを参照し、その後、クレームを承認か却下する」
→ WBSは成果物を分解したものであり、**「そもそも要求に含まれていたか」**を判断する資料ではない。 - 「プロジェクト憲章を参照する」
→ プロジェクト憲章はハイレベルな目的や概要を示す文書であり、詳細な成果物要求までは記録されない。スコープの可否判断資料としては不十分。 - 「スコープマネジメント計画書を参照し、その後、クレームを承認か却下する」
→ スコープマネジメント計画書は「どのようにスコープを管理するか」の手順書であり、「何がスコープに含まれているか」を示すものではない。
PMP試験のワンポイントアドバイス
- 成果物の受け入れトラブル=まず「要求事項文書」や「スコープベースライン」を参照。
- 憲章や計画書はプロセスや方針レベル、WBSや要求トレーサビリティは具体的な判断基準。
- 本番試験では「どのドキュメントを使うか」を問う設問が多いので、文書ごとの役割の違いをきちんと整理しておくのが得点のコツです。
解説の内容はまっとうだと感じましたが、正答の内容は「会議の議事録を参照する」でしかなく、解説に記載の「要求事項文書(requirements documentation)やスコープベースラインを参照する」という内容には読み取れません。。
ChatGPT:
ご指摘ありがとうございます!とても鋭いポイントです 🙏
確かに設問文に出てきた「会議の議事録を参照する」という選択肢は、**PMP試験の公式的な表現(要求事項文書・要求トレーサビリティマトリクス・スコープベースライン)**とはズレています。
試験本来の正しい行動は → 「要求事項文書やスコープベースラインを参照して、要求がスコープに含まれているか確認する」 です。
整理し直すと
- 設問の選択肢表現
- 「会議の議事録を参照」= 試験対策用の簡略化された表現
- 本来は「要求事項文書」「要求トレーサビリティマトリクス」「スコープベースライン」などを指すはず
- なぜこの選択肢が正答扱いなのか
- ほかの選択肢(WBS、憲章、スコープマネジメント計画)は「何が要求として入っていたか」の確認資料として不適切
- 消去法で最も近いのが「議事録」= 要求事項収集で得られた内容を確認する行為 → 公式的には「要求事項文書にあたる」
まとめ
- 実務・PMBOK的に正しいのは:要求事項文書/要求トレーサビリティマトリクス/スコープベースラインを確認すること。
- 設問が「会議の議事録」と表現しているのは、受験者に「要求事項がきちんと文書化されているものを確認すべき」と気づかせるための言い換え。
- よって、試験問題としては 「議事録」=「要求事項記録」≒スコープ関連文書 と解釈して正答になります。
✅ ワンポイントアドバイス
PMP試験では「文書の名称が完全にPMBOK用語と一致しないケース」が出ることがあります。その場合は:
- その文書がどの目的で使われるかを考える
- 「スコープに含まれるか否かの確認」という文脈なら、要求事項文書/スコープベースラインに近いものを選ぶ
PMP模擬試験【2回目以降】(650問からシャッフル出題):知識問題 2回目 87

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