★★★建設PJで、コスト超過、コミュニケーションの断絶、品質問題、契約者の確保難、ステークホルダーの不満など、さまざまな問題が発生。PMはまず何をすべき?「課題ログを運営委員会に転送する。」「チームに通知する。」「変更要求を提出する。」

→チームに通知する。

建設プロジェクトで複数の問題が発生した場合、プロジェクトマネジャーは、まず状況を正確に把握し、関係者に適切に伝達することが重要です。その上で、プロジェクトスポンサーや運営委員会などの関係者と協力し、問題解決に向けて迅速に対応する必要があります。プロジェクトスポンサーは、プロジェクトの最終的な責任者であり、プロジェクトの成功に大きな影響力を持つ存在です。そのため、プロジェクトで重大な問題が発生した場合、プロジェクトマネジャーがスポンサーに相談し、今後の対応について協議するのは適切な行動です。スポンサーは、プロジェクトの方向性に関する戦略的な洞察を持ち、問題解決の糸口を提供してくれる可能性が高いです。
また、運営委員会はプロジェクトの意思決定機関であり、課題ログを共有することで、問題解決に必要な支援を得られる可能性があります。ただし、プロジェクトマネジャーは、課題ログを共有するだけでなく、問題の状況や対応策について説明する責任があります。さらに、チームに問題を共有することも重要です。チームに状況を認識させることで、協力を得やすくなり、問題解決がスムーズに進む可能性があります。(ECO2.15)

解説
この状況では、複数の領域にまたがる重大な課題が同時に発生しています。まず最初にすべきことは、プロジェクトチーム全体に現状を共有し、問題の認識を合わせることです。情報共有が不十分なままでは、効果的な対策を検討・実行できません。チームへの通知は、課題解決に向けた迅速な対応と役割分担のための基礎となります。PMBOKでも、課題が発生した場合の第一歩は「課題の特定と共有」であり、その後にエスカレーションや変更要求が続きます。

他の選択肢が先でない理由

  • 課題ログを運営委員会に転送する。
     運営委員会への報告は重要ですが、まずはチームが現状を把握し、即時対応可能なことを検討できるようにするのが優先です。委員会へのエスカレーションは、その後の判断・承認プロセスに位置づけられます。
  • 変更要求を提出する。
     変更要求は、解決策や対応方針が固まった後に行う手続きです。現段階ではまだ、発生している課題の詳細分析や関係者間の合意形成ができていないため、すぐに提出するのは時期尚早です。

PMP試験ワンポイントアドバイス
PMP試験では、「いきなり報告や手続きをする」のではなく、まず現場で情報を共有・確認し、状況を把握してから次のアクションに進むという流れが重視されます。特に複数の課題が絡むケースでは、最初の一歩としてチーム内コミュニケーションが正解になりやすいです。焦って「エスカレーション」や「変更要求」に飛びつかないよう注意しましょう。

PMI提供 クローン問題(ハイブリットとウォーターフォールとアジャイル)25問_25年1月追加 13

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