あるアクティビティの1つに遅れが発生するという情報を受け取った後、あなたは、それがPJにどのように影響するかを判断するためにスケジュールを確認。当該アクティビティにおいては、かなりの遅延が発生するが、それはクリティカルパス上のアクティビティではなく、マイルストーン上の納期には影響を与えないということがわかった。しかしながら別のプロジェクトマネジャーは、ステークホルダーとの会議中で、マイルストーンチャートを示し、プロジェクトが計画どおり進捗していることを伝えるよう、あなたにアドバイスしました。あなたは何をすべき?「マイルストーンチャートを提示し、遅延の詳細を明らかにする」「プロジェクトが計画どおりに実施されていることを連絡する」

→マイルストーンチャートを提示し、遅延の詳細を明らかにする

本問題はスケジュールのコントロールプロセスに関する問題です。遅延が発生している場合は、実所要期間などと計画値を比較し、分析した結果、予測データを算出することが必要です(PMBOK P228)。

解説

  • PMの役割の基本は 透明性と誠実性 をもってステークホルダーに正確な情報を伝えることです。
  • 遅延がクリティカルパスに影響せず、マイルストーン納期を遅らせないとしても、事実として遅延が発生していることはステークホルダーに伝えるべきです。
  • 「遅延はあるが、マイルストーンには影響しない」=これはポジティブなニュースとして伝えられる内容であり、隠すのはリスク。
  • 一方で「計画通り進捗」と伝えるのは事実の隠蔽にあたり、PMBOKで強調される プロフェッショナル倫理(誠実性・正確性) に反します。

❌ その他の答えが誤りである理由

  • 「プロジェクトが計画どおりに実施されていることを連絡する」
    → 一見「マイルストーンに影響ないからOK」に見えますが、これは 誤解を招く報告
    → ステークホルダーが後から遅延を知れば、PMへの信頼を失うリスクがあります。
    → PMP試験では「正しい情報を正しく伝える」ことが重要視されます。

🎯 PMP試験のワンポイントアドバイス

  • 報告は“正確かつ完全”に:たとえ最終納期に影響がなくても、中間的なリスクや課題は共有する。
  • ポジティブな切り口で伝える
    「当該アクティビティで遅延はあるが、クリティカルパスには影響せず、納期は守れる見込みです」
    → このように「課題+解決されている事実」を合わせて伝えるのが理想。
  • PMP試験では「隠す・ごまかす」選択肢は必ず不正解になる、という鉄則を覚えておくと安心です。

PMP模擬試験【2回目以降】(650問からシャッフル出題):知識問題 3回目 95

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