★★★★★バックログの洗練を実施中。バックログの優先順位付けを行うより良い方法を必要としている。マトリックスを作成。1つ目の軸の「値」。2つ目として適切なのはどれ?(2つ「リスク」「時間」「作業工数」「品質」「影響度」

→リスク、作業工数

正答: リスク, 作業工数

値値およびリスクまたは作業工数は、優先順位付けを可能にする有効かつ便利な尺度です。優先順位付けは、どのプロジェクトにも不可欠ですが、アジャイル・プロジェクトは、一定の資源を割り当てたタイムボックス・プロジェクトであるため、時間と予算の制約条件に対応しながら価値を生み出すために、優先順位付けをする必要があります。価値を用いた後にリスクまたは作業工数を用いる、こうした優先順位付けのプロセスによって、チームは、バックログ上のどれが、最少のリスクと作業工数で最大の価値を生み出すか検討できます。

b. 影響度
影響度は「値」に含まれる概念であるため、すでに「値」を軸として設定している場合には重複します。そのため、2つ目の軸としては適切ではありません。

解説

バックログの優先順位付けでは、一般的に「価値(Value)」と「コスト/努力(Effort)」の2軸でマトリックスを作るのが王道です。

  • リスク
     → 高リスク項目を早めに対応することで、将来の不確実性を減らす。
     → 「価値×リスク」のマトリックスは、特にスパイクや検証活動の優先順位を決める際に有効。
  • 作業工数 (Effort, Cost, Size)
     → 実際の開発負荷を表す軸。
     → 「価値×工数」のマトリックスは、ROI(投資対効果) の観点で優先順位を決めやすい。
     → 例:ユーザーストーリー・マッピングやWSJF(Weighted Shortest Job First)などもこれに基づく。

👉 よって、価値と並べる2つの軸として最適なのは「リスク」と「作業工数」。


❌ その他の選択肢が誤りな理由

  • 時間
     → 「かかる期間」と「工数」は近いが、アジャイルでは「ストーリーポイント」や「工数」で見積もるのが一般的。単に時間を軸にするのは稀。
  • 品質
     → 品質は優先順位の評価軸ではなく、全ての作業に必須の基準(完成の定義DoD)であり、比較軸には不適切。
  • 影響度
     → 価値に含まれる要素(ビジネスインパクトや顧客満足)として扱うため、別の軸にすることは少ない。

📝 PMP試験のワンポイントアドバイス

  • バックログ優先順位付け= 価値 × (リスク or 工数) が定番。
  • リスク軸 → 不確実性解消を優先したいとき
  • 工数軸 → ROIを最大化したいとき

👉 「価値と何を比べる?」と出たら → リスクと工数 をセットで覚えておくと安全です。

PMI提供 クローン問題(アジャイル型4) 24

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