→リスク、作業工数
正答: リスク, 作業工数
値値およびリスクまたは作業工数は、優先順位付けを可能にする有効かつ便利な尺度です。優先順位付けは、どのプロジェクトにも不可欠ですが、アジャイル・プロジェクトは、一定の資源を割り当てたタイムボックス・プロジェクトであるため、時間と予算の制約条件に対応しながら価値を生み出すために、優先順位付けをする必要があります。価値を用いた後にリスクまたは作業工数を用いる、こうした優先順位付けのプロセスによって、チームは、バックログ上のどれが、最少のリスクと作業工数で最大の価値を生み出すか検討できます。
b. 影響度
影響度は「値」に含まれる概念であるため、すでに「値」を軸として設定している場合には重複します。そのため、2つ目の軸としては適切ではありません。
解説
バックログの優先順位付けでは、一般的に「価値(Value)」と「コスト/努力(Effort)」の2軸でマトリックスを作るのが王道です。
- リスク
→ 高リスク項目を早めに対応することで、将来の不確実性を減らす。
→ 「価値×リスク」のマトリックスは、特にスパイクや検証活動の優先順位を決める際に有効。 - 作業工数 (Effort, Cost, Size)
→ 実際の開発負荷を表す軸。
→ 「価値×工数」のマトリックスは、ROI(投資対効果) の観点で優先順位を決めやすい。
→ 例:ユーザーストーリー・マッピングやWSJF(Weighted Shortest Job First)などもこれに基づく。
👉 よって、価値と並べる2つの軸として最適なのは「リスク」と「作業工数」。
❌ その他の選択肢が誤りな理由
- 時間
→ 「かかる期間」と「工数」は近いが、アジャイルでは「ストーリーポイント」や「工数」で見積もるのが一般的。単に時間を軸にするのは稀。 - 品質
→ 品質は優先順位の評価軸ではなく、全ての作業に必須の基準(完成の定義DoD)であり、比較軸には不適切。 - 影響度
→ 価値に含まれる要素(ビジネスインパクトや顧客満足)として扱うため、別の軸にすることは少ない。
📝 PMP試験のワンポイントアドバイス
- バックログ優先順位付け= 価値 × (リスク or 工数) が定番。
- リスク軸 → 不確実性解消を優先したいとき
- 工数軸 → ROIを最大化したいとき
👉 「価値と何を比べる?」と出たら → リスクと工数 をセットで覚えておくと安全です。
PMI提供 クローン問題(アジャイル型4) 24

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