→根本原因分析を実施する。
特定した欠陥はさらに悪化する見込みなのでまずは根本原因分析をすべきです。根本原因分析は、差異や欠陥、リスクの根本原因を明らかにするために用います。成果物の欠陥の根本原因を特定できれば、同様の欠陥の再発防止策が打てます。
その他の選択肢は、根本原因分析が終わるまでは控えるべきです。まず問題の根本原因を十分に理解した上で是正策を講じます。
理由
このケースでは、PMは進行中のプロジェクトを引き継いだ直後であり、
すでに「品質レビューで40%の成果物に欠陥がある」ことが判明している段階です。
つまり、品質問題がすでに「顕在化」しており、
品質マネジメント計画が有効に機能していなかった可能性が高い状況です。
この段階で最も重要なのは:
✅ 「なぜ欠陥が多発したのか」を分析して、
再発防止のための是正策を打つこと。
それを行うための代表的な手法が 根本原因分析(Root Cause Analysis) です。
したがって、この問題の「まず取るべき行動」は:
- 品質計画そのものの確認より前に、
- 現状で何が起きているのかを把握し、
- 欠陥の原因を突き止めることです。
❌ 他の選択肢の誤りの理由
「品質マネジメント計画書をレビューする。」
→ 一見もっともらしいですが、この行動は「予防的対応(事前確認)」の段階です。
すでに欠陥が多数発生し、品質問題が明確化している状況では、
計画を見直す前に現場の原因分析を行うべきです。
PMBOKでも、「Control Quality(品質管理)」プロセスでは、
欠陥や逸脱が発見された後にまず 原因を分析 → 対策を特定 → 計画更新 の順で行います。
💡つまり、今は“計画段階”ではなく“是正段階(Control段階)”にいる。
💡 ワンポイントアドバイス
PMP試験では、以下の見分け方がとても重要です👇
| 状況 | 優先すべきアクション |
|---|---|
| 問題が「発生する前」 | 計画をレビューする(Plan Quality Management) |
| 問題が「発生した後」 | 根本原因分析を実施する(Control Quality) |
この問題のように「欠陥が既に見つかっており」「PMが引き継いだ時点で問題が進行している」場合は、
→ Root Cause Analysis(根本原因分析) が正解になります。
✅ まとめ
- 正答:根本原因分析を実施する。
- 理由:品質問題がすでに発生・悪化しており、まず原因を突き止めて再発防止策を取る段階。
- 誤答理由:「品質マネジメント計画書のレビュー」は事前対応のため、今の状況には遅い。
- ワンポイント:
💡「問題が出た後=原因分析」
PMBOKの順序は 発生前に計画、発生後に分析・是正。
🔸覚え方:
「問題の芽を摘む → 計画書」
「問題が咲いた → 根本原因分析」
フルレングス試験2 (日本語) 90

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