プロジェクト・チームは、ハイブリッド型アプローチを利用して予測型と漸進型の成果物を並行して作成しています。コミュニケーション・マネジメント計画書には、なるべく文書でコミュニケーションするよう書かれています。漸進型の作業で問題が頻発しており、未読メールが増え続けています。PMはどうすべきでしょうか?「スプリント中は公式な対話を行う。」「スプリント中は対面での会話を行う。」

→スプリント中は対面での会話を行う。

このプロジェクトには予測型の部分もあり、コミュニケーション計画書には文書を優先するとありますが、スプリント内では対話を重視し、適時に障害を見つけて解消すべきです。

正解の理由

漸進型(アジャイル型)アプローチでは、**コミュニケーションの最も効果的な手段は「対面での会話」とされています。
PMBOK第7版やアジャイル実務ガイドでも、
「最も効率的で効果的なコミュニケーションは対面での会話である」**と明記されています。

この状況では、メール中心の文書コミュニケーションが機能しておらず、未読メールが増えているということは、情報伝達が滞っていることを意味します。
漸進型の作業(アジャイル側)は、迅速な意思疎通とコラボレーションが重要であり、チーム内で日次スタンドアップやレビューなどを通じて直接対話することが最適です。
したがって、PMは「スプリント中は対面での会話を行う」よう促すのが正しい対応です。


他の選択肢が誤っている理由

  • 「スプリント中は公式な対話を行う」:
    「公式な対話」とは、文書化や承認を重視した予測型的なやり方を指す可能性があります。
    しかしアジャイルの目的は「すばやく課題を共有・解決する」ことであり、形式的な公式対話では柔軟性とスピードが損なわれます。
    スプリント中の問題解決には、非公式でも即時的な会話が最も効果的です。

ワンポイントアドバイス

PMP試験では、状況に応じて「アプローチの文化」を使い分ける問題がよく出ます。

  • 予測型:文書による記録・正式な報告・変更管理を重視。
  • アジャイル/漸進型:チーム内での直接・頻繁・双方向のコミュニケーションを重視。

今回のように「メールが多すぎて混乱している」場合は、コミュニケーションの効率性を高める方向に舵を切るのがポイントです。

ミニ試験14(日本語)7

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