プロジェクト・マネジャーは、プロジェクトの立ち上げ時に、自身のプロジェクトが他のプロジェクトに依存していることに気付き、それらの計画を変更しようとしました。他のプロジェクト・マネジャーたちは、権限を越えた行為だと批判しています。PMは、何を確認すべきでしょうか?「プロジェクト憲章」「作業範囲記述書(SOW)」

→プロジェクト憲章

プロジェクト・マネジャーは、プロジェクト憲章を見て、自身の権限とプロジェクトのスコープを再確認すべきです。

その他の選択肢は誤りです。スコープ・マネジメント計画書は、スコープ管理の方法を記述した文書です。SOWは、プロジェクトでの作業と成果物を記述した文書です。組織のプロセス資産(OPA)とは、組織がそれまでに得た知識、プロセス、文書、ツールのことです。

理由(なぜこの選択肢が正しいのか)

PMBOKの定義によると、**プロジェクト憲章(Project Charter)**は、
「プロジェクトを正式に承認し、プロジェクト・マネジャーに権限を与える文書」です。

この質問では、

  • プロジェクト・マネジャーが「他のプロジェクトの計画を変更しようとした」
  • 他のPMたちから「権限を越えている」と批判された
    という状況が提示されています。

つまり、PMは自分の正式な権限の範囲を確認する必要があるのです。
その「権限の範囲」を定義しているのがプロジェクト憲章です。

したがって、まず確認すべき文書は プロジェクト憲章 になります。


その他の選択肢が誤りである理由

作業範囲記述書(SOW:Statement of Work)
→ SOWは「プロジェクトで何を作るか」「成果物の範囲」を説明する文書です。
作業内容の詳細は分かりますが、PMの権限や責任の範囲は定義されていません。
したがって、今回のように「他プロジェクトに介入する行為が自分の権限内かどうか」を判断するには不適切です。


ワンポイントアドバイス

PMP試験では、「何を確認すべきか」を問う問題では、以下の原則で選択肢を見分けます:

  • 権限・責任・承認範囲を確認する → プロジェクト憲章
  • プロジェクトの成果物や範囲を確認する → SOWやスコープ記述書
  • 詳細な計画や変更手順を確認する → マネジメント計画書群

まとめ

  • 問題の焦点:自分の「権限」を越えていないかの確認
  • 確認すべき文書:プロジェクト憲章(権限・承認範囲を規定)
  • よって、正解は:
    👉 「プロジェクト憲章」

ミニ試験7(日本語)14

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