→プロダクトオーナーと会って、バックログの再優先順位づけを行う
アジャイルプロジェクトでは、コストとスケジュールは固定されていますが、スコープを柔軟に対応させます。そのため、プロダクトオーナーと会って、バックログの再優先順位づけを行うことが、最良の選択肢です。
アジャイルで遅れそう→優先順位づけ
ウォーターフォールで遅れそう→細分化
正答:c. プロダクトオーナーと会って、バックログの再優先順位づけを行う
→ アジャイル開発では、リリース日を固定している場合、その期限に間に合わせるためにスコープ(何を作るか)を調整するのが一般的なアプローチです。
このため、開発チームはプロダクトオーナーと協力して、最も価値の高い機能を優先し、低優先のストーリーを後回しまたは除外するために、バックログの優先順位を見直す必要があります。
【他の選択肢が不正解の理由】
a. 開発チームがベロシティを上げることができるように、ユーザーストーリーを細分化する
→ ストーリーの細分化は計画の精度を上げる助けにはなりますが、直接的にベロシティを上げる手段ではありませんし、期限に間に合わせる解決策にはなりません。
b. プロダクトオーナーと会って、新しいリリース日について話し合う
→ リリース日が固定されている状況を前提としているため、リリース日を変更するのは最後の手段であり、まずはスコープ調整が優先されます。
d. 開発チームに開発者を追加する
→ アジャイルではチームの安定性が重要であり、イテレーションの途中で人を増やすと逆に効率が落ちる可能性があります(ブルックスの法則)。また、短期間でベロシティを上げるには不向きな対策です。
「作業が間に合わない=細分化!」は確かにウォーターフォール型の計画型プロジェクトや、WBSを活用する場面では有効な考え方です。
でも、アジャイルでは少し考え方が違います。
🔄【違いのポイント:計画型 vs アジャイル】
| 視点 | 計画型(ウォーターフォール) | アジャイル(スクラムなど) |
|---|---|---|
| 遅れそうなとき | 作業の細分化で見える化・管理強化 | スコープの見直し・優先順位の調整 |
| 目的 | 計画を守る・詳細化で精度向上 | 価値を最大化することが最優先 |
| 作業量調整 | 工数見積を調整し、細分化で管理 | プロダクトバックログの再優先付けで調整 |
アジャイルで「間に合わない」と思ったときの正攻法
- まずベロシティをもとに予測を立てる
- プロダクトオーナーと相談して、やるべき優先度の高い機能だけに絞る
- 低優先度のストーリーはスコープから外す or 次のリリースに回す
ウォーターフォールでは「間に合わない=細分化!」、
アジャイルでは「間に合わない=スコープ調整!」 が鉄則!
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