プロジェクト・マネジャーは、曖昧かつ厳しい要求をしてくる顧客のプロジェクトにアサインされました。この顧客は明確なフィードバックもなく成果物の受け入れを拒否したこともあります。「顧客やプロダクト・オーナーと協力して実用最小限のプロダクト(MVP)を明確に定義する。」「すべての成果物を正式に受け入れてもらうために反復型アプローチを導入する。」

顧客やプロダクト・オーナーと協力して実用最小限のプロダクト(MVP)を明確に定義する。

顧客と一緒にMVPを定義することで、期待とスコープを明確に定義して、成果物を受け入れやすくします。

その他の選択肢は誤りです。

要求が曖昧である限り、詳細なスケジュールを設定するのは難しいでしょう。

顧客の期待を探索するために反復型アプローチは有効ですが、すべての成果物を受け入れてもらうという目的ではありません。

プロジェクトを中断しても根本的な解決になりません。

理由

このケースでは、顧客が

  • 要求が曖昧で、
  • フィードバックも不明確、
  • 成果物の受け入れを拒否することもある、

という典型的な「不確実で要求が変わりやすい」状況です。

このような場合、プロジェクト・マネジャーがまず行うべきは、顧客と協力して明確な基準を持つ最小限の成果(MVP: Minimum Viable Product)を定義することです。
MVPを設定することで、

  • 顧客の真の期待値を早い段階で検証できる
  • 明確な受け入れ基準を合意できる
  • フィードバックループを短くして要求の曖昧さを減らせる

結果的に、顧客との認識のズレによる受け入れ拒否を防ぐことができます。


❌ 他の選択肢が誤りの理由

「すべての成果物を正式に受け入れてもらうために反復型アプローチを導入する。」
→ 反復型アプローチ(Iterative Approach)を導入すること自体は有効ですが、
 「すべての成果物を正式に受け入れてもらう」ことを目的にしてしまうのは順序が逆です。
 まずは「何を作るのか」「どんな基準で受け入れられるのか」を明確に定義しないと、
 反復しても方向性が定まらず、同じ混乱を繰り返すことになります。


💡 ワンポイントアドバイス

PMP試験では、「曖昧な要求」「不確実な顧客」「頻繁な変更」といった文脈が出た場合、
次のような行動を選ぶと正解になりやすいです👇

状況適切なアクション
顧客要求が不明確顧客と協力してMVPや受け入れ基準を定義
フィードバックが遅い/曖昧早期プロトタイプ・デモ・短い反復サイクル
要件が頻繁に変わるアジャイル的アプローチで段階的に価値提供

したがって、この設問の最も正しい答えは
「顧客やプロダクト・オーナーと協力して実用最小限のプロダクト(MVP)を明確に定義する。」 です。

ミニ試験4 (日本語)12

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