★★POは、最近のステークホルダーミーティングのメモを確認しながら、チームと提案された変更について話し合っている。次のうち、プロダクトバックログに追加される可能性のある「変更候補」として検討すべきものはどれ?(2つ「過去のイテレーションで発生したバグ修正」「優先順位が未定のユーザーストーリー—ステークホルダーBが新しい品質要件を希望」「チームメンバーがアイデアを付箋に書き、カンバンボードに貼ったもの」「ステークホルダーMから、現在のイテレーション内のタスクを変更する提案」「チームがすでに対応している品質上の問題」

→チームメンバーがアイデアを付箋に書き、カンバンボードに貼ったもの
→優先順位が未定のユーザーストーリー—ステークホルダーBが新しい品質要件を希望

正解の選択肢はどちらも、プロダクトバックログに追加される可能性のある新しい価値提案や改善要求を示しています。

チームメンバーが付箋に記載したアイデアは、一見すると非公式ですが、新機能・改善・拡張提案の種である可能性があります。アジャイルでは、形式にとらわれず、価値ある提案はすべてバックログ候補として取り扱うのが原則です。アイデアの出どころに関わらず、それがユーザー価値や製品向上につながる可能性があるなら、きちんと評価・精査されるべきです。

またステークホルダーからの新しい品質要件(機能的・非機能的)は、ユーザーストーリーとしてプロダクトの期待値を再定義する可能性があります。たとえ優先順位がまだ付けられていないとしても、正式な検討対象としてバックログに登録され、バックログの洗練で評価・調整されるのが適切な扱いです。

「現在のイテレーション内のタスク変更」は、アジャイルでは基本的にスプリント中の変更は避け、次のスプリントで検討するべきものです。また「すでに対応中の品質問題」は、管理下にある課題であり、新たなバックログアイテムとはみなされません。また「過去のバグ修正」は、すでにバックログに登録されている可能性が高く、「新たな変更候補」ではありません。(ECO3.3)

解説
アジャイルにおけるプロダクトバックログは、公式な提案だけでなく、非公式なメモやアイデアも価値があると判断されれば登録対象になります。チームメンバーの付箋に書かれたアイデアも、潜在的な改善や新機能の起点になり得るため、POが精査してバックログ候補に加えるべきです。
また、ステークホルダーBが提案した新しい品質要件は、機能的または非機能的な価値を高めるものであり、優先順位が未定でも「今後検討するべき変更候補」としてバックログに追加されます


他の選択肢が先でない理由

  • 過去のイテレーションで発生したバグ修正
    すでに既存のバックログアイテムや課題管理に登録済みである可能性が高く、「新たな候補」とは限らない。
  • ステークホルダーMから、現在のイテレーション内のタスクを変更する提案
    スプリント中の範囲変更は原則避け、次スプリント以降で検討するべき内容。
  • チームがすでに対応している品質上の問題
    既に進行中の作業であり、新規のバックログアイテムとはならない。

PMP試験ワンポイントアドバイス
アジャイルのバックログ管理では、形式や出所よりも「価値があるかどうか」で判断します。非公式メモや即興のアイデアも、顧客価値につながる可能性があれば登録し、バックログリファインメントで評価・優先順位付けする姿勢が重要です。

PMI提供 クローン問題(ハイブリットとウォーターフォールとアジャイル)25問_25年7月追加 20

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