→チームメンバー一人ひとりに連絡し、作業に必要な支援があるか確認する。
スクラムマスターの責任は、見えにくい障害であっても積極的に見つけ出し、取り除くことでチームを支援することです。今回は、作業環境の静けさや秘密めいた会話など、数値では見えない懸念や関与度の低下が示唆されています。状況を決めつけたり、グループの場で無理に話を引き出したり、理由なく自分の感情を表に出したりするのではなく、個別に接触して安全な対話の場を作ることが最も有効です。これにより、隠れた課題や支援のニーズを発見することができます。(ECO1.3)
解説
スクラムマスターの役割は、チームの障害(見えるものも見えにくいものも)を早期に特定して除去することです。
今回のように進捗や品質は問題なくても、雰囲気の変化や秘密めいた会話などは、チームの関与度低下や内部課題の兆候である可能性があります。
こうしたサインに対しては、まず安全で信頼できる対話の場を個別に設定し、メンバーの本音や潜在的な課題を引き出すことが有効です。
グループ全体の場で問いかけると、防御的になったり、発言を控えたりする傾向があるため、課題が顕在化しにくくなります。
一方、個別面談は心理的安全性が高く、支援が必要な場合も迅速に対応可能です。
他の選択肢が先でない理由
- 次回のデイリースクラムで全員に進捗の印象を報告させる
→ グループの場では本音を言いづらく、防衛的な回答になりやすいため、隠れた課題を引き出しにくい。 - 自分が不安を感じていることをチームに伝える
→ 感情を共有するだけでは課題の特定につながらない可能性が高く、解決策も見えにくい。特に根本原因がデリケートな場合には逆効果になる場合もある。
PMP試験ワンポイントアドバイス
PMP試験では、心理的安全性の確保と状況に応じたコミュニケーション手段の選択が問われるケースが多いです。
「全員の前で聞く」か「個別に聞く」かの判断では、本音を引き出せるかどうかがポイントになります。
試験では、特に信頼構築と課題顕在化のためのアプローチを選ぶと正答に近づきます。
PMI提供 クローン問題(ハイブリットとウォーターフォールとアジャイル)25問_25年7月追加 8
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