プロジェクト・マネジャーは、レビュー会議で重要な成果物についての誤解に気づきました。PMは成果物の明確な理解を誰に求めるべきでしょうか?「チーム・メンバー」「顧客」「プロダクト・オーナー」「スポンサー」

→チーム・メンバー

成果物を作成するのはメンバーなのでメンバーが明確にその要件を理解する必要があります。プロジェクト・マネジャーは、メンバー間の議論をファシリテートすることで全員が成果物に対して共通の理解を持てるようにします。

その他の選択肢は誤りです。メンバーだけで明確化できない場合には、顧客やプロダクト・オーナーに確認すべきですが、まずは、この問題について議論して自ら解決する機会をメンバーに与えるべきです。スポンサーがこの問題の解決に貢献できる可能性は低いでしょう。

理由

問題文のキーワードは「レビュー会議で誤解に気づいた」です。
レビュー(スプリントレビューや成果物レビュー)は、
すでに成果物が作られた後にその内容を確認する場です。

つまり、

  • 成果物を作ったのはチーム、
  • その成果物に誤解や理解のずれがあった、
    ということは、作り手であるチームが成果物の内容を正しく理解していなかったことを意味します。

したがって、PMがまず行うべきは:
「チームが成果物を正しく理解しているか確認し、理解を一致させる」
ことであり、
これが「チーム・メンバーに明確な理解を求める」という正答につながります。


③ 他の選択肢が誤りである理由

  • 顧客
    顧客は成果物を受け取る立場であり、誤解の「発生源」ではありません。
    この段階では、まず「作る側」の理解を整えるのが先です。
  • プロダクト・オーナー
    プロダクト・オーナーは要件や優先順位を定義する立場ですが、
    今回の問題は「要件定義の誤り」ではなく、チームが定義をどう解釈したかのズレが起きています。
    したがって、POではなくチーム側の理解を是正することが先です。
  • スポンサー
    スポンサーはプロジェクトの資金・承認を担う立場であり、成果物の詳細な理解・仕様確認には関与しません。

④ ワンポイントアドバイス

PMP試験では、「どの段階で」「誰が」「どの理解を誤ったのか」を読み取ることが重要です。

  • 要件定義の誤り → プロダクト・オーナー
  • 成果物の誤解(作り方・内容) → チーム・メンバー
  • 承認や方向性の誤り → スポンサー

今回のケースは**レビュー時点(=作成後)**なので、
要件定義ではなく、チームの成果物理解が誤っていたと判断します。


まとめ

  • 正解:チーム・メンバー
  • 理由:レビューでの誤解=成果物の作り手側の理解不足。
  • 対応:PMはチームに対して成果物の定義・意図を明確に共有し、再認識を図る。

ポイント:作った側が誤解していた → チームの理解を正すのが先。

フルレングス試験2 (日本語) 169

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