→潜在顧客の意見を求める。
プロジェクト・マネジャーは要件の可視化ができずに困っています。要件を理解するには、開発するプロダクトやサービスのユーザーと向き合うのが一番です。潜在顧客は、自分たちのニーズやウォンツに関する貴重な情報を提供してくれるでしょう。そうした情報は、プロジェクト要件の可視化に役立ちます。
その他の選択肢は誤りです。プロジェクト憲章を見ても要件の可視化には役には立ちません。ベンチャー事業の目標の見直しをする前に顧客のニーズを理解する必要があります。フィジビリティスタディも次に取るべき最善の行動とは言えません。まずは潜在顧客の意見を聞いて要件を理解するべきです。
理由
この問題のポイントは、
- 新しいベンチャー事業(未知の市場)
- 市場経験がないため、要件定義が難航している
という状況です。
つまり、内部で考えても顧客価値を正しく定義できない状態です。
このような場合、最も効果的なアプローチは、実際の市場や顧客から直接インプットを得ることです。
潜在顧客の意見を聞くことで、以下のような成果が得られます。
- 顧客ニーズや課題を具体的に把握できる
- 提供価値(バリュープロポジション)を検証できる
- 製品・サービスの方向性を市場実態に即して明確化できる
これは、アジャイルやリーンスタートアップの考え方にも一致しており、
顧客中心の要件定義を実現するステップです。
❌ 他の選択肢が誤りの理由
「ベンチャー事業の目標を評価し直す。」
→ 目標そのものが問題ではなく、目標を達成するための具体的な要件が不明確なことが課題です。
したがって、ここで行うべきは目標の再設定ではなく、**情報収集(顧客理解)**です。
「フィジビリティスタディを行う。」
→ 実現可能性調査(Feasibility Study)は、要件や方向性がある程度明確になった後に行う分析です。
今回はまだ「何を作るべきか」が不明確な段階なので、順序が逆です。
💡 ワンポイントアドバイス
PMP試験では、次のような判断軸が役立ちます。
| 状況 | 取るべき行動 |
|---|---|
| 要件が不明確・市場経験なし | 顧客・ユーザーから情報を得る |
| 要件はあるが実現可能性が不明 | フィジビリティスタディを行う |
| 目標や戦略自体が誤っている | 目標を再評価する |
したがって本問では、
**「潜在顧客の意見を求める」**が最も適切な次の行動です。
ミニ試験3 (日本語)

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