★あなたは複雑なシステム開発PJを管理中。あなたは全ての主要なステークホルダーを特定し、その他のステークホルダーも特定するため、個々のインタビューも行った。しかしながらあなたは、またリストにない外部の主要なステークホルダーが残っていると考えているため、現時点でのステークホルダー登録簿に満足していない。この状況であなたは何をしますか?「SMEから専門家の判断を求める」「主要なステークホルダーとより多くの会議を行う」

→SMEから専門家の判断を求める

本問題はステークホルダーの特定プロセスのツールと技法に関する問題です。ステークホルダーの特定プロセスには、専門家の判断、会議の両方が記述されていますが、本問題では【リストにない外部の主要なステークホルダーが残っていると考えている】という記述があり、専門家の判断を利用することで、顧客やより広範囲の環境に関する知識を得ることができるため、本問題では【SMEから専門家の判断を求める】が正解です。

解説

ステークホルダー特定プロセスにおいて、ステークホルダーを漏れなく洗い出すことは極めて重要です。
質問文では、主要なステークホルダーの特定やインタビューはすでに実施済みにもかかわらず、外部の重要なステークホルダーがまだ存在すると懸念している状況です。

このような場合、追加の会議を繰り返すよりも、SME(Subject Matter Expert: 専門家)や既にプロジェクトに精通している人から専門的な知見を得る方が効率的で効果的です。PMBOKでも、ステークホルダー特定のツール&技法として「専門家の判断(Expert Judgment)」が挙げられています。


その他の答えが誤りである理由

  • 主要なステークホルダーとより多くの会議を行う
    → 既にインタビューや会議を実施しているのに、さらに繰り返しても新しいステークホルダーが必ず見つかる保証はない。効率的ではなく、PMとしては不十分な対応。

PMP試験のワンポイントアドバイス

👉 PMP試験では「専門家の判断を活用する」は鉄板の正解パターンの一つです。特に「不確実性が残っている」「網羅性が気になる」「判断に迷っている」ようなケースでは、PMが独断で決めるよりもSMEやPMOの知見を活かす選択肢が正解になりやすいです。

SME(専門家)って技術的な専門家のイメージでした。だから、特にお客さんの中のステークホルダーには詳しくない。と思ってSMEの選択肢は外しました。 この考え方は間違っているということですね。

ChatGPT:

とても鋭いポイントですね!💡
結論から言うと、「SME=技術的な専門家だけ」という理解は PMP の文脈ではやや狭い解釈です。


SME(Subject Matter Expert)の PMP 的な意味

PMBOK や PMP 試験の世界では **「その分野に精通している人」**を広く SME と呼びます。
たとえば:

  • 技術的な専門家(ITアーキテクト、エンジニア、建築士など)
  • プロセスや業務の専門家(法務、会計、品質保証担当など)
  • 事業部門の専門家(顧客の業務知識に精通している人)
  • 過去に似たプロジェクトに関わった経験者

つまり「顧客のステークホルダー構造に詳しい人」や「業界のキープレイヤーを把握している人」も SME に含まれるんです。


今回のケースに当てはめると…

「外部の主要なステークホルダーがまだ残っているかもしれない」

これは 技術的な知見ではなく、業界や顧客・環境に詳しい人の知見が必要な状況です。
たとえば営業部門の責任者や顧客関係部門の人が SME となり得ます。


なぜ「会議を増やす」ではなく SME なのか?

  • 会議を繰り返しても、同じ人たちから同じ視点の意見しか出ない可能性が高い。
  • SME の知見を取り入れることで、**「盲点になっている外部の影響者」**を効率的に洗い出せる。
  • これはまさに PMBOK の「ステークホルダー特定プロセス」で推奨されるアプローチ。

✅ まとめると:
あなたの考え(SME=技術的な専門家限定)は、現場感覚としては自然ですが、PMP 試験では「技術・業務・業界すべての知識に精通する人」を SME と広く捉える必要があります。

PMP模擬試験【2回目以降】(650問からシャッフル出題):知識問題 3回目 135

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