プロジェクト・マネジャーが教訓会議を実施したところ、チーム・メンバーから、スプリント中の進捗状況が常時分かるようになっていないという意見がありました。この問題に対処するためにプロジェクト・マネジャーができることは?「プロジェクト・イテレーション・ボードの使い方をチームに指導する。」「次回のレトロスペクティブでこの問題に対処するプロセスを新たに作る。」

→プロジェクト・イテレーション・ボードの使い方をチームに指導する。

プロジェクト・イテレーション・ボードは、プロジェクトの状況を表示するものです。プロジェクトのメンバーは全員、このイテレーション・ボードが自分たちのタスクにどのように役立つのかを理解すべきです。

毎日進捗報告書を作成しても、メンバーがプロジェクトの状況を自力で確認できるようにはなりません。

プロジェクト・バックログ・レポートは、通常ステークホルダーとのコミュニケーションに利用します。

既存のベストプラクティスがあるのに新しいプロセスを設定するとチームは混乱します。

理由

チームがスプリント中の進捗を常時把握できていないのは、情報共有や可視化の仕組みが機能していないことを示しています。
アジャイルでは、作業の進捗を誰もが一目で確認できるようにするために、イテレーション・ボード(タスクボードやかんばんボード)を活用します。
プロジェクト・マネジャーはまず、その使い方をチームに指導し、全員が適切に更新・参照できる状態を作ることが重要です。


❌ 誤りの理由

「次回のレトロスペクティブでこの問題に対処するプロセスを新たに作る。」
→ 問題はすでに明確で、すぐに改善できる内容です。レトロスペクティブまで待つ必要はありません。
レトロスペクティブは振り返りの機会であり、実務上すぐ解決できる問題は即対応が原則です。


💡 ワンポイントアドバイス

アジャイルの原則「Inspect and Adapt(検査と適応)」に従い、課題が明確なときは即行動するのがベストです。
情報の透明性はチームの自己組織化と生産性向上の基盤です。

ミニ試験1 (日本語)9

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