★プロジェクトマネジメント・オフィス(PMO)が、アジャイルの方法論を実践しようとしています。アジャイルを実践する上で欠かせない要因は?「プロジェクト開始前の詳細な計画書」「優先順位付けされた概要レベルのプロダクト・バックログ」

→プロジェクト開始前の詳細な計画書

プロダクトレベルの計画(「エンビジョニング」ともいう)のねらいは、開発するプロダクトの本質を捉え、そのプロダクトの大まかな開発計画を立てることです。プロダクト・チームは、これによりプロジェクトのベネフィットや価値を評価して実現できるようになります。

理由

この問題は「PMOがアジャイルを実践しようとしている(まだ導入段階)」という文脈です。
つまり、アジャイルをすでに実践しているわけではない点が重要です。

PMO(プロジェクト・マネジメント・オフィス)は、
組織全体の標準プロセス・手順・ガイドラインを定める役割を担っています。
したがって、アジャイル導入の初期段階では、

  • 組織としての方向性
  • ガバナンス
  • プロジェクト運営の枠組み

などを文書化する**詳細な計画書(フレームワーク定義書)**を作る必要があります。

この「計画書」はウォーターフォール的なWBSではなく、
アジャイル導入のための「導入計画書」「アジャイル実践方針書」という位置づけです。
したがって、アジャイルプロジェクト自体ではなく、PMOの組織変革プロジェクトであるため、
詳細な計画が求められるのです。


「優先順位付けされた概要レベルのプロダクト・バックログ」が誤りの理由

  • これは**実際のアジャイルプロジェクト(プロダクト開発)**で使うツールです。
  • PMOの仕事は、アジャイルチームの運営そのものではなく、アジャイルを組織に導入・定着させるための体制構築です。
  • したがって、PMOが最初に必要とするのは「バックログ」ではなく、
     **導入計画書(方法論や手順、教育・展開スケジュールなどの文書化)**になります。

💡 ワンポイントアドバイス

PMP試験では、

  • 「PMO」「組織導入」「体制づくり」→ 計画書・方針文書などの整備が正解
  • 「アジャイルチーム」「スプリント」「プロダクト開発」→ プロダクト・バックログや適応的計画が正解

というように、**“誰の視点か”**を見極めるのがポイントです。

🧭 覚え方:

  • PMO=組織を動かす → 標準化・計画書
  • チーム=価値を届ける → バックログ・優先順位付け

ミニ試験1 (日本語)6

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