★問題を探る上で、一つの要素のみを変えて傾向を探るのではなく、すべての要素を変えて、統計的な手法で問題の原因を探るための有用な手法は次のうちどれ?「モンテカルロ法」「ベンチマーク」「実験計画法」「管理図」

→実験計画法

1つの要素を変えて、傾向を探るのではなく、統計的な枠組みを提供する方法が実験計画法です。なお、実験計画法は、品質のマネジメントプロセスのPMBOKⓇGuide P290の上から12行目に記載されています。

解説

  • 実験計画法 (DOE) は、
    複数の要素(要因)を同時に変化させ、その組み合わせと結果の関係を統計的に分析し、問題の原因や最適な条件を特定する手法。
  • 1つの要素だけを変える「一元的な分析」ではなく、要素間の 交互作用(interaction) まで含めて分析できるため、根本原因の追究に強い。
  • 品質マネジメントで用いられる代表的な統計的手法の一つであり、工程改善や製品設計などに活用される。

他の選択肢が誤りである理由

  • モンテカルロ法
    • 不確実性をシミュレーションで繰り返し試算する手法。
    • リスク分析やスケジュール予測に使うもので、原因分析には直結しない。
  • ベンチマーク
    • 他社や他プロジェクトのベストプラクティスと比較する手法。
    • 問題原因の統計的分析ではない。
  • 管理図
    • 工程が統計的に安定しているかをモニタリングするためのグラフ。
    • 継続的な監視には有効だが、複数要因を組み合わせた原因分析には不向き。

PMP試験ワンポイントアドバイス

  • 品質マネジメントの統計的手法は、試験でよく混同させて出題されます。
    • 「工程を監視」=管理図
    • 「不確実性のシミュレーション」=モンテカルロ
    • 「外部比較」=ベンチマーク
    • 「複数要因を組み合わせて分析」=実験計画法

👉 キーワードで判断できるように整理しておきましょう!

PMP模擬試験【2回目以降】(650問からシャッフル出題):知識問題 2回目 123

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