→承認を得ることが遅延する
解説
設問は「プロジェクトスケジュールの目的を妨害する可能性が最も高いリスク事象はどれ?」と問うています。
スケジュールに直結するのは 「承認待ちの遅延」 です。多くの活動は承認(設計レビュー承認、成果物検収、次工程着手承認など)がマイルストーンやゲートとして設定されており、ここでの遅れは後続作業をすべて止める重大なクリティカルパス上のリスクになりやすいのです。
一方、コストの増加や契約紛争は主に「コストリスク」「ステークホルダー関係性のリスク」に分類されます。レビュー会議の計画ずれも軽微なリスケで調整可能であり、全体スケジュールを最も阻害する要因とは言えません。
その他の答えが誤りである理由
- 「機材購入のコストがかなり増加する」
→ コストリスクであり、予算超過の懸念にはなるが、直接スケジュール遅延に結びつくとは限らない。 - 「次に行われるレビュー会議の計画上のずれ」
→ 数日の調整で吸収できる可能性が高く、全体スケジュールを大幅に阻害する「最も高い」要因とは言えない。 - 「支払が増加することで引き起こされた契約紛争」
→ 契約・コスト関連のリスクであり、進行には影響する可能性もあるが、スケジュール上の直接リスクとしては「承認遅延」ほど致命的ではない。
PMP試験のワンポイントアドバイス
- 設問で「スケジュールに最も影響」とあれば、クリティカルパスや承認ゲートに着目する。
- 「コストが増加する」「契約紛争が起きる」は一見大きな問題だが、試験では常に「問われている観点(スケジュール/コスト/品質など)」にフォーカスして選ぶことが重要。
- PMP試験テクニック:「もっとも」「最優先」「直接的に」などのキーワードは、問題文の焦点を見極めるヒントになる。
PMP模擬試験【2回目以降】(650問からシャッフル出題):知識問題 2回目 81

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