→なぜ教訓の記録が後回しにされたのか、その理由をプロジェクトチームから聞き出す。
プロジェクトチームが意欲的に作業を進めたいと考えるのは、チームの勤勉さとプロジェクトへの貢献意欲を示す良い兆候です。しかし、プロジェクトマネジャーとしてのあなたの役割は、チームが単に作業を進めるだけでなく、そこから学び、成長し続けることを支援することです。
今回のケースでは、教訓の記録が後回しにされているため、あなたが率先して継続的な改善を促す必要があり、まずはなぜこのような状況になっているのかを分析し、その上で具体的な対策を講じるべきです。
チームに注意喚起するだけでは、根本的な解決には至らないことが多いでしょう。もちろん、教訓の記録を徹底することや、チームのルールを見直すことは重要ですが、それだけでは不十分です。問題の根本原因を突き止め、それを解決するための具体的なアクションを起こすことが、より積極的で効果的なアプローチと言えるでしょう。(ECO:人材.タスク4)
解説
- 2スプリント連続で教訓の記録を後回しにしているのは、プロセス上またはチーム文化上の障害がある可能性が高い。
- PMとして最初に行うべきは、原因を特定すること。原因が分からなければ、対策が形だけのものになり再発を防げない。
- アジャイルにおける継続的改善は「現状把握 → 原因分析 → 改善策適用」の順序が基本。
- 教訓記録は単なる事務作業ではなく、今後のイテレーションの品質向上や効率化に直結するため、なぜ省略されているのかを理解するのが第一歩。
その他の答えが正解ではない理由
- 「プロジェクトチームに教訓の重要性を再認識させる。」
- 重要性を説くのは有効だが、なぜ記録しなかったのかという具体的な原因が不明なままでは効果が薄い。
- 原因が時間不足やプロセスの欠陥にある場合、単なる啓発では解決しない。
- 「次のイテレーションのレトロスペクティブで教訓について必ず話し合うようにする。」
- 実施タイミングを設定するだけでは、そもそも後回しにした理由が不明なまま。
- 原因がプロセス外の要因(リソース不足、優先順位付けの誤り等)なら、再び後回しになる可能性が高い。
クローン問題(ハイブリットとウォーターフォールとアジャイル)25問_24年9月追加_2 23

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