★★★★6回のイテレーションの後、スコープとスケジュールが大きく変わった。その原因は、顧客の技術規制とセキュリティ・ポリシーであり、それらは定期的にレビューされる。PMは、次のイテレーションでは遅れを回避するために新しいアプローチをとることを提案。まず何をすべき?「バックログの洗練会議を使用して、顧客の変更要求を議題に含める。」「各改善点の重要度を順位付けしてから、最後のレトロスペクティブで特定されたアクションを実施する。」

→各改善点の重要度を順位付けしてから、最後のレトロスペクティブで特定されたアクションを実施する。

レトロスペクティブを利用して、教訓をレビューし、次のイテレーションに向けて是正処置を提案します。 

答えの解説

  • レトロスペクティブは、チームが過去のイテレーションで得た教訓や課題を振り返り、改善策を決定する場です。
  • スコープやスケジュールの変動が継続的に発生している場合、次のイテレーション前に改善点を優先順位付けし、効果が大きいものから実行することで、遅延リスクを減らせます。
  • これはアジャイルの**Inspect and Adapt(点検と適応)**の実践例。

他の選択肢が答えでない理由

  • a. 費用便益分析を行う
    → 技術変更の評価は改善策の一部になるが、まずは現行プロセスの改善策実行が優先。
  • b. バックログ洗練会議で変更要求を議題に含める
    → 要求の取り込みは必要だが、今回の遅延問題は内部改善策の実行が主題。
  • d. 新技術やツールを調査
    → 技術検討は有用だが、直近の教訓を基に改善を行う方が即効性が高い。

なぜこれが正解か?

  • 問題文の焦点は「次のイテレーションでは遅れを回避するために、新しいアプローチをとる」という部分。
  • アジャイルの原則において、チームが自分たちの働き方を見直し、改善する場はレトロスペクティブ
  • 外部要因(顧客の規制やセキュリティポリシー)が影響しているものの、
    • 実際の遅延は「チームがそれらをどう扱ってきたか」のプロセスの問題でもある。
    • したがって、レトロスペクティブで原因を特定し、改善アクションを実行することが根本的な解決になる。

👉 単に「バックログに変更要求を載せる」だけでは、遅延の再発防止策にはならない。
👉 改善点の優先順位付け → レトロスペクティブで出たアクションを実行、これが持続的改善につながる。


❌ 他の選択肢が不正解な理由

  • 「バックログの洗練会議を使用して、顧客の変更要求を議題に含める。」
     → もちろんバックログリファインメントは重要だが、これは「要件を整理する」ための場。
     → 遅延防止のための チームのアプローチ改善 という問題の焦点には直接対応していない。

💡 PMP試験ワンポイントアドバイス

  • 「次のイテレーションでの遅延防止」や「アプローチの改善」という表現が出てきたら → レトロスペクティブでのアクション実行が正解になりやすい。
  • バックログリファインメントは「要件の整理」、レトロスペクティブは「チームの改善」。
  • どちらも正しそうに見えるが、“改善”や“新しいアプローチ”というキーワードが出たらレトロスペクティブ寄りと押さえるのが試験対策。

PMI提供 クローン問題(ウォーターフォール型4)25

コメント

タイトルとURLをコピーしました