→プロダクトオーナーと次の方針を決める
確認→話す→書く
の優先順位があるが今回のような「外部要因」のパターンの場合、「話す」が一番優先度高くなります。
プロダクトオーナーとの連携は、調査の影響を踏まえた柔軟な対応を可能にします。リスク登録簿の確認は役立ちますが、それだけでは十分ではありません。開発の即時停止はプロジェクト全体を遅らせ、リソースの無駄を招く可能性があります。非機能要件への取り組みは一時的な対策になりますが、優先順位の判断はプロダクトオーナーと共同で行うべきです。
このアプローチは、外部環境の変化に迅速に対応し、ステークホルダーの信頼を維持するための重要なプロセスです。倫理的懸念がある場合でも、事業目標と調査進行のバランスを取りながら、影響範囲を評価して次のステップを決定します。
この件は「技術提供会社が証券詐欺の疑いで調査を受けることになった。」ことが発端となっているため、リスク登録簿に記載する前にプロダクトオーナーと次の方針を決めましょう。ということで良い。
解説
確かに通常の PMBOK的なリスクマネジメント であれば「リスク登録簿を確認・更新する」が自然です。
しかし、今回のシナリオは アジャイルプロジェクト という前提があります。
- アジャイルでは「プロジェクトマネジャー」ではなく、チーム全体でリスクや問題に適応的に対応する姿勢が重視されます。
- 特にプロダクトオーナーは ビジネス価値と方向性の責任者 であり、外部ベンダーの信頼性問題は「今後このプロダクトをどう進めるか」という戦略判断に直結します。
- したがって、単にリスク登録簿を確認するよりも、プロダクトオーナーと協議して今後の方針を素早く決めることが優先されるのです。
👉 この選択肢は「アジャイル的価値観=コラボレーションと迅速な意思決定」を重視した答え。
❌ 「リスク登録簿を確認する」が誤りな理由
- 確かにリスク登録簿を更新することは必要ですが、直接的なアクションとしては不十分。
- 「調査を受ける」という重大な状況では、単なる記録や確認ではなく、ステークホルダーと即座に方針転換を図ることが求められる。
- PMP試験のアジャイル問題では、往々にして「形式的なプロセス」より「協働・顧客との連携」を優先させる答えが正解になる傾向があります。
📝 PMP試験のワンポイントアドバイス
- 予測型(ウォーターフォール) → 「プロセスに従う」選択肢が正答になりやすい
- 適応型(アジャイル/ハイブリッド) → 「チーム・PO・ステークホルダーと協議する」選択肢が正答になりやすい
👉 試験では「状況がアジャイルか?予測型か?」をまず確認してから、どちらを優先するかを見極めることがポイントです。
アジャイルと判断できるポイント
- 「プロダクトオーナー(PO)」が選択肢に登場している
- プロダクトオーナーはアジャイル(特にスクラム)の固有ロールです。
- ウォーターフォールや伝統的PMBOKプロジェクトでは、通常は「スポンサー」「顧客代表」「ビジネスマネジャー」と書かれます。
- 選択肢に 「POと方針を決める」 とある時点で、出題者は「アジャイル環境」を前提にしています。
- 技術提供会社がトラブル → 事業的な方向性の判断が必要
- アジャイルでは「何を作るか/価値をどう提供するか」の責任はPOにある。
- PMはプロセスの支援・調整役であって、独断で方向性を変えるのではなく POと協議する。
- この流れ自体がアジャイル文脈。
📝 まとめると
- 問題文中に「アジャイル」という直接的なワードはない。
- しかし **選択肢に「プロダクトオーナー」**が出てきた時点で、これはアジャイル問題。
- 試験ではこうした「キーワードで環境を推測」することが重要。
PMI提供 クローン問題(ハイブリットとウォーターフォールとアジャイル)25問_25年1月追加 19


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