→権力と正当性と緊急性
突出モデルを使用する場合は、分析対象となるのは、ステークホルダーの権力と正当性と緊急性となります。権力とはプロジェクトの中で自分の意思を通す力であり、正当性とはプロジェクト参加の妥当性の事であり、緊急性とはすぐに対処する必要性のことを示しています。

解説
ステークホルダー分析にはいくつかのモデルがありますが、**突出モデル(Salience Model)**は、
ステークホルダーを 「どれだけ重要視すべきか(salience)」 という観点で分類するためのモデルです。
このモデルでは、ステークホルダーの特徴を次の 3つの属性で分析します。
- 権力(Power) … ステークホルダーがプロジェクトに影響を与える力を持っているか
- 正当性(Legitimacy) … ステークホルダーの関与が正当な理由・権利に基づいているか
- 緊急性(Urgency) … ステークホルダーの要求や懸念がどれだけ迅速に対応を要するか
この3要素を組み合わせることで、「どのステークホルダーを優先的にマネジメントすべきか」を判断します。
その他の答えが誤りである理由
- 権力と関与度
→ これは パワー・エンゲージメント・グリッドで用いられる要素です。突出モデルではありません。 - 権力と関心度
→ これは パワー・インタレスト・グリッドの分類軸であり、ステークホルダーを4象限に分類する方法。 - 関与度と影響度
→ これは ステークホルダー分析マトリクスの一部で使われることはありますが、突出モデルの要素ではありません。
PMP試験のワンポイントアドバイス
- ステークホルダー分析に関する問題では、どのモデルか? をすぐに判別できるようにするのが重要です。
- パワー・インタレスト・グリッド → 権力 × 関心度
- パワー・インフルエンス・グリッド → 権力 × 影響度
- インフルエンス・インパクト・グリッド → 影響度 × インパクト
- 突出モデル(Salience Model) → 権力 × 正当性 × 緊急性
👉 「権力+〇〇」系は複数あるので、3つの観点(Power, Legitimacy, Urgency)=突出モデルと覚えると混乱しません。
PMP模擬試験【2回目以降】(650問からシャッフル出題):知識問題 3回目 140

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