★★プロジェクトの40%が完成し、スポンサーは使用したコストに基づいて最終予算の予測が欲しいと言っています。そこで、あなたはSカーブを作成した。これは、どの種類の報告を表したもの?「傾向分析」「状況報告」「アーンドバリュー分析」「感度分析」

→アーンドバリュー分析

Sカーブとは、コストベースラインをさしています。コストベースラインは、図で示した場合時間軸上に展開した予算であり、完成時総予算をプロジェクトマネジャーが承認した結果です。従い、ある時点で、PV・EV・ACなどを用いて、コスト、スケジュールを図ることが必要です。

解説

Sカーブは単なる傾向を示すグラフではなく、コストベースライン(Budget at Completion:BAC)を時間軸に展開したものを意味します。
このグラフ上に以下の値を重ねてプロジェクトを管理します:

  • PV(Planned Value:計画価値)
  • EV(Earned Value:出来高価値)
  • AC(Actual Cost:実コスト)

これらを組み合わせて、**CPI(コスト効率)、SPI(スケジュール効率)**を算出し、最終予算や完成予測(EAC, ETC)を求めます。
つまり、問題文の「使用したコストに基づいて最終予算の予測をした」「Sカーブを作成した」という記述は、**EVM(アーンドバリュー分析)**を表しています。


他の選択肢が誤りである理由

  • 傾向分析
     将来の動きを予測する分析手法。Sカーブは傾向分析に使われることもあるが、EVMを前提にした文脈では不正解。
  • 状況報告
     現時点の事実を報告するもの。SカーブはEV・ACなどを基に「予測」するため、単なる状況報告ではない。
  • 感度分析
     リスク分析手法の一つで、変数の変化が結果にどの程度影響を与えるかを評価する。コスト管理やSカーブとは関係がない。

PMP試験ワンポイントアドバイス

  • **Sカーブ=コストベースライン+EVM指標(PV, EV, AC)**と覚える。
  • 「予算の予測」「EV, PV, AC」というワードが出たら アーンドバリュー分析(EVM) が答え。
  • 傾向分析と混同しやすいが、Sカーブが出題されたらまずEVMを疑う

PMP模擬試験【2回目以降】(650問からシャッフル出題):知識問題 2回目 132

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