→アーンドバリュー分析
Sカーブとは、コストベースラインをさしています。コストベースラインは、図で示した場合時間軸上に展開した予算であり、完成時総予算をプロジェクトマネジャーが承認した結果です。従い、ある時点で、PV・EV・ACなどを用いて、コスト、スケジュールを図ることが必要です。

解説
Sカーブは単なる傾向を示すグラフではなく、コストベースライン(Budget at Completion:BAC)を時間軸に展開したものを意味します。
このグラフ上に以下の値を重ねてプロジェクトを管理します:
- PV(Planned Value:計画価値)
- EV(Earned Value:出来高価値)
- AC(Actual Cost:実コスト)
これらを組み合わせて、**CPI(コスト効率)、SPI(スケジュール効率)**を算出し、最終予算や完成予測(EAC, ETC)を求めます。
つまり、問題文の「使用したコストに基づいて最終予算の予測をした」「Sカーブを作成した」という記述は、**EVM(アーンドバリュー分析)**を表しています。
他の選択肢が誤りである理由
- 傾向分析
将来の動きを予測する分析手法。Sカーブは傾向分析に使われることもあるが、EVMを前提にした文脈では不正解。 - 状況報告
現時点の事実を報告するもの。SカーブはEV・ACなどを基に「予測」するため、単なる状況報告ではない。 - 感度分析
リスク分析手法の一つで、変数の変化が結果にどの程度影響を与えるかを評価する。コスト管理やSカーブとは関係がない。
PMP試験ワンポイントアドバイス
- **Sカーブ=コストベースライン+EVM指標(PV, EV, AC)**と覚える。
- 「予算の予測」「EV, PV, AC」というワードが出たら アーンドバリュー分析(EVM) が答え。
- 傾向分析と混同しやすいが、Sカーブが出題されたらまずEVMを疑う。
PMP模擬試験【2回目以降】(650問からシャッフル出題):知識問題 2回目 132

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