→リスクの属性を特定するため、リスクの定性的分析プロセスを行う
本問題では【リスクの影響度を過度に強調している】という記述があるため、発生確率・影響度査定を行うのが妥当です。よって【リスクの属性を特定するため、リスクの定性的分析プロセスを行う】(PMBOK P423)が正解です。
解説
設問のポイントは 「リスクの影響度を過度に強調している」 という記述です。
これはリスク評価に主観やバイアスが入り込み、公平性が損なわれている状況を示します。
この場合に有効なのが 定性的リスク分析プロセス(Perform Qualitative Risk Analysis)。
- リスクごとに 発生確率 と 影響度 を体系的に査定する
- さらに「緊急度・管理可能性・検出可能性」などの属性も整理する
- 標準化された基準を用いることで、過度な強調や主観的評価を抑制できる
したがって、本問における正しいステップは 定性的リスク分析です(PMBOK第6版 P423)。
その他の答えが誤りである理由
- 「前提条件の妥当性を確認するため、前提条件と制約条件の分析を行う」
→ 有効な技法ではあるが、これはリスク特定フェーズで「リスクの原因となる前提や制約」を洗い出す時に用いるもの。今回のように「リスクを評価する」フェーズには合致しない。
PMP試験のワンポイントアドバイス
- リスク特定フェーズ:前提条件分析、チェックリスト分析、ブレーンストーミングなど
- リスク評価フェーズ(定性的分析):確率・影響度マトリクス、リスク分類、データ品質評価など
- リスク評価フェーズ(定量的分析):モンテカルロシミュレーション、意思決定樹分析、感度分析など
👉 キーワードで判断する習慣をつけると迷いにくい:
- 「不公平・偏見・過度な強調 → 定性的分析」
- 「数値モデル・シミュレーション → 定量的分析」
PMP模擬試験【2回目以降】(650問からシャッフル出題):知識問題 2回目 94

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