★金融サービス・プロジェクトが、3つのチームから成るチームで実施。できるだけ早急にこれを終わらせてほしいと考えている。スケジュールの最初の草案では、チームAは9週間。チームBとCは作業を完了するために14週間。スクラム・マスターは、合計のタイムラインを短縮するため、10~12週目にチームAからチームBとCに資源を割り当てることを提案。チームBとCは同意し、資源の追加を希望。しかし、チームAは、10~14週目に移管計画書を作成してスタッフにプロダクトのトレーニングを行う必要があるため、提案を断った。どのアクションを実行すべき?「プロダクト・オーナーは、バックログの再優先順位付けを行うべきである。」「プロダクト・オーナーは、移管要求項目をバックログに追加するべきである。」「スクラム・マスターは、計画のレトロスペクティブ(振り返り)を円滑に進めるべきである」

→プロダクト・オーナーは、移管要求項目をバックログに追加するべきである。

これらのチームは、作業を行うために必要な時間について互いにコミュニケーションを取っておらず、また、プロダクトの納入に必要なトレーニングや移管計画書について、プロダクト・オーナーオーナーとコミュニケーションを取っていません。プロダクト・オーナーは、バックログを通じてチームに要求事項を伝達できます。バックログは、チームに作業内容を説明するものです。それにより、チームはその実行方法を決定できます。このプロジェクトを正常に完了し、プロダクトをできるだけ早く納入するために必要なことを、チームが最もよく分かっているためです。トレーニングと移管要求項目について話し合われていないことは明らかです。スクラムのスクラム会議で、チームは必要な作業をどのように完了するかを話し合い、スケジュールについて合意できます。

解説

  • チームAは開発作業(9週間)を終えた後、移管計画書の作成とトレーニングという重要な作業が残っている。
  • この作業は単なる雑務ではなく、プロダクトの引き渡しに必須の要求事項
  • よって「見えていなかった移管・トレーニング作業」を正式にプロダクトバックログに登録する必要がある。
  • その上で PO が全体の優先順位を考慮し、最終的なスケジュールを整理する。

👉 試験的には「バックログに反映されていない作業がある → 必ずバックログに追加する」が鉄則。


❌ 他の選択肢が誤りな理由

  • 「プロダクト・オーナーは、バックログの再優先順位付けを行うべきである。」
     → 優先順位付けは重要だが、まず「移管・トレーニング作業」がバックログに反映されていなければ再優先付けの対象にすらならない。順序が逆。
  • 「スクラム・マスターは、計画のレトロスペクティブを円滑に進めるべきである。」
     → レトロスペクティブは スプリント終了後にプロセス改善を議論する場。今回の課題は 今後の作業計画の透明化・調整 であり、レトロスペクティブではなく バックログ整備+POの判断が優先される。

💡 PMP試験ワンポイントアドバイス

  • アジャイル問題で「見えていなかった作業」「補助的・移行的な作業」が出たら → 必ずバックログに登録する
  • POの責務:
    • バックログに全作業を反映
    • 優先順位を決定
  • スクラムマスターは「調整やファシリテーション」が役割だが、今回の論点は 作業を透明化し、公式に管理すること

クローン問題(ハイブリットとウォーターフォールとアジャイル)25問 17

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