★★ある製造会社は、ガラスの納入が遅れたため、重要な期限を2回連続で逃した後、生産納期に間に合うようにガラスの納入業者を変更した。その3か月後、生産部門から新しいガラスに品質の問題があると報告があった。PMは、納入業者を変えたことが品質の問題の原因だと判断。今後このような課題を避けるためには、どうすべき?「新たなリスクを評価し、発生確率・影響度マトリックスを更新する。」「前提条件ログをレビューし、現在の前提条件を再検討または変更する。」「実行したリスク対応策に効果があったことを確認する。」

→実行したリスク対応策に効果があったことを確認する。

この例では、納入の遅れがリスクで、納入業者を変えることがリスク対応でした。  リスク・マネジメント戦略が有効であるためには、リスク対応が有効であること、つまりこの例では変更した納入業者が品質に問題のないガラスを納期までに確実に納入できることが求められます。リスクの監視プロセスでは、プロジェクトの実施中に生成されたパフォーマンス情報を使用して、対応の有効性を判断します。この例では、対応は有効ではありませんでした。 

解説
今回の品質問題は、納入遅延リスクへの対応策(納入業者変更)が副作用として発生しました。
PMBOKでは、実施したリスク対応の有効性をモニタリング・評価し、必要に応じて改善することが求められます。
これにより、今後同様の対応策を実施する際の判断精度が向上し、同じ課題の再発を防止できます。


その他の答えが正しくない理由

  1. 新たなリスクを評価し、発生確率・影響度マトリックスを更新する。
     品質問題を新規リスクとして扱うことは可能ですが、今回は原因となった対応策自体の妥当性を評価することが優先されます。
  2. 前提条件ログをレビューし、現在の前提条件を再検討または変更する。
     前提条件ログは想定条件が崩れた場合に見直しますが、今回の問題は前提条件の誤りではなく、リスク対応策の副作用です。

クローン問題(ウォーターフォール型6)16

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