★★スキルの高いメンバーが多数いるアジャイル・チームがある。新しい役割における彼らのアウトプット量が、設計業務に比べて大きく落ちている。チームの生産性を向上させる方法はどれ?(2つ 「T字型人材をさらに登用」「次のイテレーションでクリエイティビティー・スパイクを計画」「チーム・ビルディング・イベント実施してモチベーションを向上」「メンタリングできる創造的思考者を探す」

→ チームをメンタリングできるような創造的思考者を探す。
→ チームにT字型人材をさらに登用する。

このチームにとって最大の問題は、スペシャリストが不慣れな環境に放り込まれたという点です。最も効率的な措置は、もっと機能横断的になれるようメンタリングを実施し、チームを多様化することです。スパイクを実施するためにチームがすでに備えているスキルセットに依存したり、モチベーション向上を図ったり、イテレーションを延長したりしても、専門化がもたらす根本的な問題を解決することにはなりません。

アジャイル開発における「スパイク (Spike)」 とは、特定の課題や疑問を解決するために行われる短期間の調査・実験・試作を指します。通常のタスクとは異なり、スパイクは新しい知識を得たり、不確実性を解消したりすることを主な目的としています。

解説

  • 創造的思考者によるメンタリング
     → 新しい役割に慣れていないメンバーにとって、「経験豊富で創造的な人」からのメンタリングは非常に効果的。
     → これにより、チームが 新しい考え方やアプローチ を吸収し、問題解決力やアウトプットの質を高められる。
     → 特にアジャイルでは「経験を共有し、学習しながら進化するチーム」を重視するため、適切な対応策。
  • T字型人材の登用
     → チームの生産性を底上げするには、特定分野の専門性+他領域を支援できる幅広いスキルを持つT字型人材が有効。
     → 新しい役割に移ったときでも、すぐに適応できるメンバーがいることで全体のボトルネックを回避できる。

👉 この2つを組み合わせることで、

  • 外部からの知見で成長を加速
  • 内部に柔軟性を持つチーム構成を強化
    という2軸の改善が可能になります。

❌ その他の選択肢が不正解な理由

  • 次のイテレーションでクリエイティビティー・スパイクを計画
     → スパイクは不確実な技術調査には有効ですが、今回の課題は「生産性の低下」であり、根本解決にはつながりにくい。
  • チーム・ビルディング・イベントでモチベーションを向上
     → モチベーション不足が原因ではなく、新しい役割でのスキル不足や適応不足が原因。よって優先度は低い。

📝 PMP試験のワンポイントアドバイス

  • 「新しい役割に慣れておらずアウトプットが落ちている」→ スキル支援(メンタリング)+柔軟なチーム編成(T字型人材) が最適。
  • 「未知の技術領域を調査」→ スパイク
  • 「モチベーション不足」→ チームビルディング

👉 試験では「原因に直結するアプローチ」を選ぶことが大事です。

PMI提供 クローン問題(アジャイル型1) 16

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