★「コンティンジェンシー予備」と「マネジメント予備費」自然災害等の緊急事態のために確保されている費用はどっち?

→マネジメント予備費

「コンティンジェンシー予備」はあらかじめ想定されていたリスクが実際に起きた場合に備えるためのもの

正答: マネジメント予備費を発動する。

この事象は、すでに発生しているので、もはや将来起こるかもしれない「リスク」ではなく、今すぐ対応が必要な「課題」です。リスク登録簿を更新したり、対策を練ったりしている時間はありません。プロジェクトチームは、直ちに具体的な行動を決定しなければなりません。この災害は想定外の出来事であり、事前に予測できたリスクに対応するための「コンティンジェンシー予備」でも、計画や予算に組み込まれていません。「コンティンジェンシー予備」は、あらかじめ想定されていたリスクが実際に起きた場合に備えるためのものです。今回のような予期せぬ事態に対応するには、プロジェクトチームは、緊急事態のために確保されている「マネジメント予備費」を使うべきです。(ECO:プロセス.タスク15)

試験的な覚え方

  • 予測できる範囲 → コンティンジェンシー予備
  • 予測不能な範囲 → マネジメント予備費
    自然災害は後者に入ることがほとんどです。

コンティンジェンシー予備になる例

  1. 資材納入遅延
    • サプライヤーの過去実績から、輸送トラブルで平均2日遅れる確率が20%と判明している
    • この遅延に対応するための追加費用・工期を事前に確保
  2. 設計変更による再作業
    • 顧客が要件を調整する可能性が一定程度あると予測できる
    • 小規模な変更対応の工数・費用を事前に見積もって組み込む
  3. 季節要因による作業効率低下
    • 夏場の高温や冬場の低温で作業スピードが落ちることが統計的に分かっている
    • これに備えて追加日数や冷暖房設備費を確保
  4. 人員の短期欠勤
    • 過去の勤怠データから病欠率が一定範囲で予測可能
    • 短期欠勤時の代替要員費用や残業費を確保
  5. 法規制変更の対応準備
    • 政府の事前告知や業界動向から、施行が見込まれる規制に対応するための作業時間を確保

ポイント

  • 発生確率と影響度を事前に見積もれるリスクが対象
  • リスク登録簿に記載され、発生時の対応策と必要予算をあらかじめ組み込む
  • PMの裁量で使えるのがコンティンジェンシー予備

クローン問題(ハイブリットとウォーターフォールとアジャイル)25問_24年9月追加小テスト_2 19

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