→階層, カテゴリー, タイプ.
資源ブレークダウン・ストラクチャーは、資源をカテゴリーやタイプ別に階層化したものです。
理由
① 「階層(Hierarchy)」
RBSは、WBS(作業ブレークダウン・ストラクチャー)と同様に**階層構造(hierarchical structure)**を持ちます。
最上位に「資源」という大分類があり、
その下に「人的資源」「機械的資源」「ソフトウェア」「施設」などの階層が配置され、
さらに細分化されていきます。
例:
- 資源
- 人的資源
- 医師
- 開発者
- 物的資源
- 医師用ワークステーション
- 可視化ソフトウェア
このように、RBSは階層的に構造化されるのが特徴です。
② 「カテゴリー(Category)」
RBSの中では、資源をカテゴリ別に分類します。
たとえば、人的資源・物的資源・設備・ソフトウェア・サービスなどの性質や用途ごとのカテゴリに分けます。
この分類によって、どの分野にどれだけのリソースが必要かを分析しやすくなります。
③ 「タイプ(Type)」
同じカテゴリ内でも、さらにタイプ別(種類別)に分類します。
たとえば、「人的資源」カテゴリの中で「医師」「看護師」「エンジニア」「プロジェクト・マネジャー」といった職種タイプ別の分解が可能です。
これにより、スキルや役割ごとにリソースを把握できます。
❌ 誤りの選択肢の理由
「ソース(Source)」
→ RBSの標準的な構造要素ではありません。
資源の「入手先(source)」は調達計画などで扱う概念であり、
RBSはあくまで資源を分類・整理・視覚化するためのツールです。
「苗字(Surname)」
→ 明らかに不適切。RBSは人の名前ではなく、資源の種類や特性に基づいて構造化します。
💡 ワンポイントアドバイス
PMP試験では、似た構造の用語が多いので、次のように区別して覚えると混乱しません。
- WBS(Work Breakdown Structure):成果物を階層的に分解(“何を作るか”)
- OBS(Organizational Breakdown Structure):組織単位で分解(“誰が責任を持つか”)
- RBS(Resource Breakdown Structure):資源を階層的に分解(“どんな資源が必要か”)
つまりRBSは、**「どの種類・カテゴリーのリソースを、どの階層構造で管理するか」**を明確にするツールです。
✅ まとめ
- 正解:階層・カテゴリー・タイプ
- 理由:RBSは資源を性質ごとに階層構造で整理するためのツール
- 誤答理由:「ソース」「苗字」は資源構造の要素ではない
- ワンポイント:WBS=成果物/OBS=組織/RBS=資源、と整理して覚えると理解が深まる
フルレングス試験1 (日本語) 172

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