→新たなプロセスのパイロット・テストを行う。
新たなプロセスの有効性を判断するためにパイロット・テストを行います。プロジェクト・チームは、プロセスの仕組みや問題を知ることができ、それに対処した上でプロジェクト全体に適用できます。
その他の選択肢は誤りです。リスクやベネフィットの評価、専門家への相談、知識ベースや技術支援の準備は、実際に使ってみてから行うべきです。
理由(なぜこの選択肢が正しいのか)
この設問は、「新たなプロセスが有効かどうか判断する」ことが目的です。
つまり、理論上の良さ(25%向上)ではなく、実際のプロジェクト環境で効果があるかを検証する必要があります。
そのため最も適切なアクションは、限定的な範囲でパイロット・テストを実施し、実データをもとに有効性を確認することです。
PMBOK第7版やアジャイル実践ガイドでも、
新しい手法・技術・プロセスを導入する際は、
まず試験導入(パイロット)→評価→改善→正式採用という流れが推奨されています。
このアプローチにより:
- 実際の効果を客観的に測定できる
- チームが抱える知識・支援面の懸念を明らかにできる
- リスクを最小限にして導入判断ができる
その他の選択肢が誤りである理由
❌ 「新たなプロセスのリスクとベネフィットを評価する。」
確かにリスクとベネフィットの評価は重要ですが、
この段階ではすでに「25%向上の可能性」という利点が提示されており、
理論的評価は済んでいる前提です。
設問の焦点は「実際に有効かどうかを判断すること」であり、
机上の分析ではなく実地検証が求められます。
❌ 「新たなプロセスについて専門家に相談して助言を求める。」
専門家の助言は有用ですが、それは判断の補助であり、
最終的な有効性を確認する方法ではありません。
実際に試してみなければ、組織の環境・リソース・スキルレベルに合うかは分かりません。
❌ 「新たなプロセスに必要な知識ベースや技術支援を準備する。」
これは「導入を決定した後」に行うステップです。
まだ有効性が確認されていない段階で準備を始めるのは時期尚早です。
ワンポイントアドバイス
PMP試験では、「判断する」「効果を確かめる」という問いが出た場合、
**実証的アプローチ(試す・測る・評価する)**が正解になることが多いです。
特に次のようなキーワードに注目しましょう:
- 「有効性を判断する」→ パイロット・テスト
- 「リスクを特定する」→ リスク評価
- 「改善する」→ レトロスペクティブやフィードバック
まとめ
- 正解: 新たなプロセスのパイロット・テストを行う。
- 理由: 実環境での効果を検証し、有効性を客観的に判断するため。
- 誤答の本質: 他の選択肢は「分析」「助言」「準備」といった間接的対応に留まり、
「有効性を判断する」という目的を直接達成しない。
🟩 ワンポイント:
PMP試験では、「実際に効果を確認したい」ときは、
パイロット・テスト=小規模実証実験が正解パターン。
ミニ試験12(日本語)4

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