→接続性
リスクはすべて、仕様という共通の発生源を持っているため、「あるリスクが他の多数のリスクとつながっている場合、接続性は高くなる」という定義により、接続性は高い位置付けになります。リスク要因は外部の規制当局に依存するので、管理可能性と制御可能性は不正解です。仕様の発行直後にリスクが発見されたので、潜伏性は低いです。
✅ 正答:b. 接続性
🔍 正答の理由(要点):
- リスクの共通原因:規制仕様
→ 各メンバーが報告しているリスクは、すべて1つの規制上の仕様に起因している。
→ つまり、1つのリスク(仕様変更)から派生して、他の複数のリスクがつながっている。 - 「接続性が高い」=リスクが相互に影響し合う、連鎖する
→ これはプロジェクト全体への影響範囲が広くなるリスク特性を示す。 - 潜伏性が低い理由
→ 仕様が出された「直後」にリスクが発見されているため、「長く気づかれなかった」わけではない。 - 管理可能性/制御可能性が低い理由
→ 発生源が外部の規制当局であるため、プロジェクト側からは管理・制御が難しい(=低い)。
🧠 ポイントまとめ:
| パラメーター | 意味 | このケースでの評価 |
|---|---|---|
| 接続性 | 他のリスクとどれだけつながっているか | 高い(正答) |
| 潜伏性 | リスクがどれだけ長く気づかれず存在していたか | 低い(すぐに発覚) |
| 管理可能性 | リスクをどれだけ計画的に管理できるか | 低い(外部依存) |
| 制御可能性 | 実際に対応・排除できるかどうか | 低い(外部依存) |
解説
- 問題文の状況:
- ハイブリッド型プロジェクト(=予測型+アジャイルの並行)。
- カンバンに「不測の障害」が複数出ている。
- 特に「予測型トラックが出した規制仕様」に関して、各メンバーがそれぞれ課題を抱えている。
👉 つまり、1つの規制上の仕様が 複数のチームや複数の課題に波及している 状況です。
- 接続性(Connectivity) は「1つのリスクが他の領域や複数課題にどれだけ波及するか」という性質。
- 今回は規制仕様という1つの要因が、複数の障害として現れているので、接続性が最も高いリスク特性といえます。
❌ 他の選択肢が誤りな理由
- 潜伏性(Latency)
→ リスクが顕在化するまでの時間のこと。今回の問題では「既にカンバンに障害が出ている」ため潜伏性は低い。 - 管理可能性(Manageability)
→ リスクを管理・モニタリングしやすいかどうか。ここで問われているのは「影響度の広がり」であり、管理可能性ではない。 - 制御可能性(Controllability)
→ プロジェクトチームがそのリスクをどれだけ制御できるか。規制仕様はチームの制御範囲外であり、重要ではあるが「最も高いパラメーター」とは言えない。
💡 PMP試験ワンポイントアドバイス
- リスクの特性には「潜伏性(いつ出るか)」「接続性(どこまで広がるか)」「管理可能性(追跡できるか)」「制御可能性(コントロールできるか)」などがある。
- **複数のチーム・複数の課題に同時に影響が出ている場合は「接続性」**を選ぶのが鉄則。
- PMP試験では「1つの要素が多方面に波及するかどうか」という観点で読ませる問題がよく出る。
👉 まとめ:
今回のケースでは「規制仕様という1つの要因が、チーム全体に広がる複数の課題につながっている」ため、リスク評価で最も高いのは 接続性。
PMI提供 クローン問題(ハイブリッド型)19

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